Gainer は、Flash、Max/MSP、Processing で操作できる I/O モジュール。
技術者じゃない人/コンピュータ初心者の人が面白い!便利!だと思ってくれるようなものを作りたいって時、人との I/F が難しい。やっぱりマウスとキーボードの操作って難しいし、直感的でないこともしばしばある。
私は仕事でソフトウェアをやっていますが、組み込みだとかは学生時代に工学実験した程度。
そんな人間が、こんな I/F があると簡単/便利なんだろうなと思った時に、結構手軽にプロトタイプを作れそうなのがこの Gainer です。
タイトルにもあるように、今回は Eclipse で Processing 使って Gainer 操作してみます。
1. Gainer ドライバのインストール
チュートリアルを参考に USB ドライバをインストールしておく。
2. Eclipse で Processing を使えるようにする
前回のエントリを参考に、Eclipse で Processing を使えるようにしておく。
※作成したサンプルプロジェクト「TestProcessing」をそのまま使って行きます。
3. Processing 用 Gainer ライブラリを Download
Processing 用 Gainer ライブラリをここからダウンロードする。適当な場所で解凍。
4. ビルドパスの追加
ライブラリを解凍した時にできる libraries\gainer\library フォルダから必要な jar ファイルをビルドパスに追加する。
プロジェクトを右クリック、[Build Path]-[Add External Archives...]。libraries\gainer\library フォルダにある gainer.jar, RXTXcomm.jar を選択する。
5. ライブラリのインポート
Gainer ライブラリを解凍した時にできる libraries\gainer\library フォルダから必要なライブラリをプロジェクトにインポートする。
プロジェクトを右クリック、[Import...]。
開いたダイアログで[General]-[File System]を選択し、[Next>]。
libraries\gainer\library フォルダにある librxtxSerial.jnilib, librxtxSerial.so, rxtxSerial.dll を選択。
[Into folder]を出力フォルダに変更し(出力フォルダがデフォルトのままであれば、TestProcessing/bin)、[Finish]。
6. クラスの作成、コードの記述
コード例1:button をとりあえず記述。
Sketch01.java
import processing.core.PApplet;
import processing.gainer.Gainer;
public class Sketch01 extends PApplet {
private static final long serialVersionUID = 8419122392829951234L;
Gainer gainer;
@Override
public void setup() {
size(200, 200);
gainer = new Gainer(this);
}
@Override
public void draw() {
background(0);
if (gainer.buttonPressed) {
background(255);
}
}
}
7. 実行
[Package Explorer]で作成したクラスを右クリック、[Run As]-[Java Applet]。
よし、次は Eclipse で Arduino するです。
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